100人以上の改定額・前年並み5,300円に―厚労省・賃金引上げ実態超
平成27年の1人平均賃金改定額は、前年並みの5,282円に―。
厚生労働省が100人以上の民間企業を集計した「賃金引上げ等の実態に
関する調査(概況)」で明らかになったもので、前年比は28円増にとどまりました。
5,000人以上で1,200円増と大きく伸びた一方、それ未満の規模は軒並み微減しています。
所定内賃金に対する改定率は、1.8%から1.9%へわずかに上昇しました。
定昇制度がある企業でのベア実施率は、管理職で20.5%、一般職では25.0%となっています。
情報/労働新聞社